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お仕事 ちょこっと話

【閲覧注意】小便器の配管内の尿石

配管内尿石

溜まり水の中にも尿石

高圧時 尿石一カ所貫通

秋めいて参りましたね。
鈴虫の声、うろこ雲、さわやかな風を感じる日も増えてきたように思います。

今日のお仕事ちょこっと話は「尿石」です。
※ご飯中の方は食後にご覧ください。

小便器が詰まって溢れてしまうとの事で調査をしたのですが、内視鏡で中を覗いてみたら配管にびっしりと尿石が付着しており、すごかったです(・・;)

一応、高圧洗浄後の小便器横管、内視鏡の写真なのですが、一部高圧が入っていかない場所や、尿石が固まりで動いてしまう場所などもありまして。

ここまでくると、配管改修工事が必要です。高圧洗浄だけでは取り切れません。
尿石を削って粉砕する機械もある様ですが、弊社にはないんですね(^^;
すごくお高い機械なので・・・。

ただ、こうなる前の予防としての高圧洗浄、薬品洗浄は有効です。
歯の歯石と同じで磨いても磨ききれない所には歯石が付着してしまいますよね。
同様に、尿石はただこすっても取れないものなので、普段からのお手入れが重要になってきます。

大便器などはまだ流すのに水量があるので、ここまで管の閉塞とかにはなりませんが、
あまり見る事がないと思いましたので、載せてみました。
尿石配管にならない為にも、毎日のお掃除や、そのお掃除の際に少し多めのお水で流した方が予防にもつながると思います。
気分が悪くなってしまったら、すみません・・・。

悪徳業者にご注意ください

水廻り業者を語った悪徳業者が増えているようです。

「トイレの詰まりで20万円の請求をされた」
「すっぽんだけやって、詰まりが直ってないのに7万の請求がきた」
「高圧洗浄業者が来てるからお宅もやって貰えば?と言われ、やったのかやってないのかわからないうちに1万5千円の請求が来た」

等、お客様からお話を聞くことがあります。
その様なお話を聞くと、まじめに作業をしている私達は本当にやめて欲しいと悲しくなります・・・。信用の問題なので・・・。
紹介でお仕事をやってきた小さい会社の私達としましては、本当に信用は大事なんです。

実際、詰まりに関しては目に見えない個所での詰まりと、本当の原因がわからないので、やってみないと分からないのが本当です。
あたりをつけていざ作業をすると、想像と違った場所や原因で詰まっていたりという事はよくあります。

過去の事例で、トイレの詰まりを直しに行った時、スポイト(すっぽん)でやっても詰まりが抜けなかった為、便器を外し、便器内に内視鏡を入れた所、紙パック製の日本酒の空箱が便器排管内で引っかかっており、取り出すのに苦労しました・・・。

他にもおむつや女性用衛生用品などが流れてしまった場合、中で吸水し膨張するので、やはり便器の取り外しが必要になります。
(そのまま管内に流れたらまずいのできっちり取ります)

トイレから外の桝まで配管経路が長すぎが原因で、どん詰まりを引き起こしていた現場などは、1時間以上高圧洗浄機をフルにかけ続けてやっと詰まりが抜けたなんて事もあります。

過去事例として挙げた内容は各々特殊な内容ですが、それでも、20万円にはなりませんし、そもそもトイレの詰まりでどんな作業をしたとしても20万円はありえません。。。10万円もいかないです。。。

一番いいのはお友達や、近所の方に業者さんを知らないか聞いてみたりするのがいいと思います。
賃貸マンションの場合は必ず管理会社様にお問い合わせをして下さい。

設備はメンテが必要!!

高架槽外観

高架槽内 排水ポンプにて水排水中

高架槽内 藻の発生

高架槽清掃後

詳細は省きますが「槽の清掃をしなければ水を止める」とまで水道局に言われてしまい、色々な業者さんがお断りする中で、うちの会社で引き受けた現場です。
長らく槽の清掃をしていなかったようで・・・。
排水ポンプで高架槽の水を抜くと・・・大量の「藻」。飲料水です・・・。
高架槽の塗装もちゃんとメンテしないと、太陽光100ルクスの光が透過した段階で藻が発生します。
どのような設備でも、設備というものは必ずメンテナンスが必要というお話ですね。
槽の清掃はとっても大事です。
高架槽の状態(梯子の状態、塗装の状態、バルブの状態など)はオーナーさんも見落としがちですが、清掃時にきちんと業者さんに見てもらいましょう☆
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